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うちのたまご 卵かけ御飯 

 海外に幾度か滞在していると改めて日本に生まれてよかったと思うことが多々有る。その中でもひとつ挙げるとすると、日本の素晴らしい食文化ではないだろうか。仕事柄外国のお客様を食事に連れ出すことが多いんだけど、彼らが想像しているジャパニーズフードはだいたいいつも限られる。スシにウドンやソバ、そしてサシミニテンプラ、ドンブリヤトンカツナド、ザットアゲルトコンナトコ。

 

しかし。

 

僕がいつも外国のお客様を連れてくのは少し枠から外れたスタメン外の料理である。なぜかというとやはり世界中でそれなりに質の高い寿司やラーメンなどの海外移籍メンバーが活躍するご時世、せっかく日本に来たなら国内で地道に光る選手を見て欲しいから。外国で食べれる料理より日本人がいつも日常の中で口にしているいつもの味、きっと外国人が求めているのはそういうリアルな味だと思う。僕らが食べている変わらない “いつもの味” こそ、彼らにとっての “新しい味覚” なのである。そしてその新しい味覚に出会う喜びを提供することが僕の喜びである。

 

そんな僕が今日紹介する一皿は日本の朝ごはん。

 

卵かけごはん。である。

 

 

まず外国ではあまり卵を生で食べる習慣がないので、生卵をごはんにかける料理だと説明するだけで大抵の外国人は明らさまに嫌そうな顔をするのだ。そして嫌そうな顔をされるとされるほど僕は心からニヤニヤとにやけてしまうのだ。なぜならその嫌そうにしかめた面が後に、溢れるほどの喜びの表情に変わるのを僕は何度も見てきたから。

 

そして僕がよくお客さんを連れて足を運ぶのがこのお店。

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博多駅の中を歩くとマイング横丁の脇にひっそりと現れるのがこのお店。

“うちのたまご”

 

ランチタイムで卵かけごはん520円。

 

そもそも卵を米にのっけるだけの素朴な料理ゆえに、美味しさの違いはもう一言に尽きるのだけどやはり素材だ。

 

とくに、卵かけごはんは一番大切なのは卵だろうって言う人もいるけど、実は卵かけごはんで一番大切なのは兎にも角にも米である。むしろ卵は米の旨みを引き立てるための脇役だと僕はいつも言っている。そういう意味でも卵かけごはんという料理は、米文化の日本において最も米の旨みを楽しめる料理の一つだ。福岡で卵かけごはんが食べれるお店はいくつもあるがその中でもダントツで美味いのが“うちのたまご”である。ダントツで美味い理由もその“米”にある。

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ここで提供されているいるのは長崎県ヒノヒカリ。全行程ゆっくりじっくり24時間丸一日かけて精米し、米の旨みと甘みを最大限に引き出した熟成米だ。米一粒一粒がふっくらと立ち、米本来の旨みを贅沢に味わうことができる。

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カゴに入ったたまごの中から一つ手にとってテーブルの面でコンコンと殻を割ってご飯の上に乗せる。

 

f:id:kuri-log:20170205155012j:plainうちのたまごオリジナルの醤油に、いるだしという魚醤をひとまわしかける。

この魚醤というチョイスがもうセンスの塊だ。魚の贅沢な旨みをほんのすこし足すだけでこの上なく美味しい卵かけごはんが完成する。

 

 

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お皿の上で米と卵が生き生きと輝いている。聞こえるだろうかこの米たちの歓喜の声が。

 

混ぜ切らないうちに口の中にかき込む。米と卵が混ぜ切らないうちに食べることで米の食感とそれぞれの旨みが引き立つ。

 

たかがたまごかけごはん、そんな声が聞こえてきそうだが、実は卵は脳の活性化やアルツハイマー病の予防にも効く。生活習慣病の予防から学習能力アップ、美容効果まで様々な効果があるのだけど特にこの時期は風邪の予防にもオススメで、たまごに含まれる塩化リゾチームには風邪の原因になる細菌などを溶かしてくれる働きがあるのだ。

 

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ということで卵とごはんをお代わり。ランチタイムはお代わりが1回無料でできる。

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2杯目はテーブルにあるお漬物を乗せて食感を楽しむのもまたオススメだ。

 

さてさて、明日の朝は絶品たまごかけごはんで1日の始まりを楽しんではいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

HANAMARU厨房 カレー トルコライス

春吉2丁目にあるデカ盛りで有名なカレー屋さん

「HANAMARU厨房」に行ってきた。

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外観はこんな感じ。

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昔ながらの懐かしさを感じる素敵な看板の下、カラフルなドアを開けると中は

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カウンターとテーブル席のシンプルな内装で、コンクリートの壁には「HANAMARU」とでかでかとグラフィティが施され外観からは想像つかないポップな内装になんだかワクワクして楽しい気持ちになります。おばちゃんがスプレー缶で描いたのかな〜なんて想像も膨らませながら席に着く。

 

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メニュー表もレトロなデザイン。釣り好きなご主人の釣り情報も掲示されています。

 

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 早速ドドーンと大皿にたっぷりと溢れんばかりのカレーがいらっしゃった。

本日頼んだのは

「HANAMARUカレー」700円。

でででデカい!!!!この小さなテーブルには収まらん。

 

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 昔ながらの王道カレーの香りが食欲をそそる。これぞカレーの日本代表。余計なものは何もいりません。カレーのルーを真っ白なご飯にのせて本能と感情のままに口へ運ぶ。あんなにもボリューミーだったカレーも所詮は飲み物。あっという間に完食。

 

そして忘れてはいけないのがこの店の看板メニュー。

トルコライス1000円

 

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うはw凄まじい存在感!!

※これはまだ普サイズでさらに大盛り、特盛り、バカ盛りとグレードが上がるらしい。

 

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 一枚のお皿の上にはトンカツ、ナポリタンスパゲティ、ピラフにカレーとなんとも豪快なメンバーが仲良く乗っかっている。

 

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トンカツのサクサクな衣にカレーを絡めて熱々のピラフごとスプーンで口の中に流し込む。ぅ、うめえ!

 

そしてまだ飲み込み終わってないお口の中に立て続けにナポリタンをほうばる。うはー!なんという満足感、たった二口でこんなにも心を満たしてくれる食べ物が他にあるだろうか。

 

メニューはどれも全部ボリューム満点。高校生の食欲全盛期の頃にもっと早く出会いたかった、そんなお店でした。

 

ちなみに食べきれなかった人はヘタレということで、ヘタレノートというご主人のノートにゴメンなさいの懺悔を書き記します。過去どれだけの大食い自慢が鼻をへし折られこのノートを涙で濡らしたことだろうか。

 

食べ残しは透明なパックに詰めてくれてお持ち帰りできます。

※冬場のみ。