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30歳、既婚、料理だいすきアルバイター。

夏のあつさ

僕は夜中に散歩するのが好きで

昨日も0時を回るころ一人で

お気に入りの散歩コースの

駅周辺を散歩していた。

 

夜中の散歩は人が居なくて、静かで

自分の中のいろんな気持ちを整理したり

これからの事を考えたりするのに

丁度いい。

 

鬱と喘息で数か月休んでた間

収入もなく、貯金も使い果たし

空っぽどころか嫁にまでお金を借りて暮らす始末。

一人だったら、今頃住む家も無くホームレスに

なっていたかもしれない。

やっと今月から新しい仕事の給料が入るも

まだ社員ではないのでかなり苦しい。

やっとバケツの底の穴をふさいだ、という所だ。

 

30歳既婚、アルバイター

 

焦ってはいけないけれど

どうにも心苦しい状況なので

夜中の散歩で気を紛らわす。

 

散歩をしていると地面にじっと静かに伏せる

セミを見つけた。

 

セミは7年も地中で過ごし、こうして地上で7日間を過ごし

子孫を残して死んでいくらしい。

 

中には子孫を残すことを諦める代わりに

そのまま地中で過ごすことを選ぶやつも居るらしい。

そうすることで寿命が延び、

トータル10年ほど地中で

暮らせるらしい。

 

なんだか自分の人生に問われてるような

そんな気持ちになる。

 

自分はどこでどうやって暮らし

どう死んでいくのか。

 

セミを掴むと

大きな声で鳴いた。

かわいそうに思い

空に投げると

セミはもう飛ぶ力も無く

力なくおっこちて

壁際にじっとひっついていいた。

残された余生を静かに過ごそうとしてたのか

分からないけど

ちょっと悪いことをしてしまったと

悲しい気持ちになった。

 

一人ならまだしも

嫁のことを思うと

ちゃんと生きなければと

思ってしまう。

 

ストレッチと筋トレをして

暗闇から飛び出すゴキブリに

驚いて飛び上がり。

 

走って帰った。

 

朝起きて、なんだか心も

体も重いけれど

仕事まで時間があるのが

幸い。

 

今日は勉強もwebもお休みして

のんびり散歩でもしながら

気持ちを整えようと思う。

 

夏のあつさに

汗をかいて

おなかを空かせて

空心菜を炒めて食べよう。

 

そしたらさっさと

仕事に行こう。

 

 

 

食べ物の地図。宝の地図。妖怪人間ベム!!

こんばんは、ゲストハウススタッフしげです。

 

ゲストハウスで働き始めてやっと1か月が経ちました。

清掃、受付、カフェと3つのポジションを兼業しながら

全体的な仕事の流れが分かってきて

お客さんと話す余裕も少しずつ生まれてきました。

 

最近はてなブログとは別に新しくサーバーとドメインを買って

ワードプレスウェブサイトを立ち上げました。

いろいろと相談にのってくれる

ブログ友達のサポートもあってスムーズに開設。

あとんした。

 

初めてのワードプレスにまだまだ試行錯誤の日々ですが

とりあえず、宿泊予約から収益を得られるような

宿紹介記事でも書きまくるか~

なんて、ぼんやり考えていました。

 

そんな中、お客さんからよく

「美味しいお店はどこ?」

と質問を受けます。

 

今日もアメリカ人の夫婦に

"Do you know any ramen restaurant around here?"

「なんかこの辺のうまいラーメン屋しらんの?」

 

と言われ、

正直まだまだ美味しいお店を開拓できてないので

うーんと悩んでいると。

 

"It's ok. I will Google it" 

「知らんのやったらええで、ググるから。」

 

と言われとても悔しい気持ちになりました。

 

今日に限らず、ラーメン、寿司、和食、バー

いつもいろいろなおすすめを聞かれます。

 

そこで閃いたのがオンラインでも見れる

分かりやすい簡単なグルメガイドマップを作ればいいじゃないか!

 

飲食店なら、例えば仕事の休憩中など、気軽にさくっと行けて

記事にしやすくお客さんにも紹介しやすいなと。

もちろん英語のグルメサイトは沢山あるんだけど

とにかく簡単に目的のジャンルのお店をみつけられる

使いやすいグルメマップを作りたい。

 

上手くいくかわからないけど、

とりあえずマイマップと僕の記事を紐づけて、

ゲストハウス周辺のグルメマップを

作ってみようということに。

 

マップが完成してきたら、そこから

グルメ系アフェリエイトと紐づけて

収益化させられたらと思ってるんですが

 

調べてみるとグルメ系アフェリエイト

報酬単価は予約額の1.1%、

予約人数×55円

予約1件100~300円

といったところ。

 

ゲストハウスに宿泊するお客さんが1日80~100人なので

内5~10%の人が利用してくれたと仮定すると

1食1500円×1.1%=16.5×10人=165円

55円×10人=550円

100円×10人=500円

300円×10人=3000円

 

上記参考を元に現実的に考えると

まずは1日100円~500円が目標。

上手くいって1日3000円程度?

 

月にすると

100円×30日=3000円

500円×30日=15000円

3000円×30日=90000円

 

あくまでもど素人のあてにならない

シュミレーションですが

まぁこんなところ。

 

まずは今制作中のマップを

土日で終わらせて

早速月曜の出勤から

仲のいいお客さんに見せて

反応を見れたらと思います。

 

試行錯誤で

喜ばれるサイトができれば

少しずつ収益化してみましょう。

ということで、今から

マップ作りに戻ります。

わくわく。

 

少しずつでも軌道にのるか

鳴かず飛ばずで伸び悩むか

途中で飽きて挫折するか

 

やってみてのお楽しみです。

__________________________________________

早くwebで稼げる人間になりた~い。

by ベム

 

 

 

仕事終わりの酒と肴と風呂

友人の妹さんが浅草に間借りをして

小料理屋を始めたので

今日はお祝いも兼ねて

仕事終わりに行ってみました。

 

浅草の雷門から歩いてすぐのところにある

まるきちや。

このお店で毎週、月、水、金曜日に間借りでやってるらしい。

 

もともと友人のお母さんはイギリスでも有名な

レストランのスーシェフを務めた料理人。

家事の手伝いでお母さんに鍛えれたのか

いつしか妹さんも立派に料理人に。

妹さんとは初対面だったけど

ふるまわれた料理を食べると

友人の家で食べてるような

そんな気持ちになった。

ほんっとに美味しかった。

 

料理には確実に

お母さんのエネルギーと魂が

受け継がれていていた。

 

今日のメニューは

無限ナス

にんじんしりしり

甘唐辛子とピーマンのおかか炒め

国産きくらげの酢の物

ベーコンとがっこのポテトサラダ

冷たいトマトサラダたっぷり薬味のせ

鶏モモ肉とナスのやみつきネギだれ

アジと野菜の煮込み

生揚げと豚肉みそ炒め

 

全部注文。

 

小鉢でいろいろと食べれて

お酒も、美味しい焼酎が

いろいろとそろっている。

一品一品に気持ちがこもっていて

心が満たされた。

 

歴史をさかのぼると江戸時代中期に始まった外食産業。

初期のころは焼き魚や焼き豆腐、根菜の煮物など

家庭料理を屋台で売り歩いたのが始まりで

一人暮らしや寮生活が多かった江戸の

労働者たちにはとても喜ばれた。

飯を食うと酒が飲みたくなるもので

今度は家庭料理にお酒も出すお店が出現

今でいう居酒屋の始まりでした。

 

へとへとに働いた後は

家庭料理で心と腹を満たし

酒を飲んで語らう。

 

令和になっても、浅草の夜は

きっと江戸時代のそれと

そう変わってないのかもしれない。

 

浅草にお越しの際は是非

ケの日に足を運んでみてください。

 

 

美味しい肴と酒で満たされてあとは

少し歩いたところにある大黒湯に。

スカイツリーを見ながら入れる露天風呂に

露天の水ぶろもあり、昔ながらの空間に

ほっこりと心も体も洗い流されました。

 

いやぁ~

 

ごくらくごくらく。

 

 

 

コーヒーは飲めないけど

コーヒーが最近

飲めなくなった。

 

コーヒーを飲むと調子が悪くなる。

おなかの調子やのどの調子が。悪くなる。

 

そもそも僕はコーヒーがあまり好きじゃない。

コーヒーがあまり好きになれない僕は

25歳のころ、日本茶専門の茶屋を営んでいた。

 

ほんの数年間の話。

 

お店に初めて来た人の中で

コーヒーは無いんですか?

というお客さんが結構いた。

 

日本茶のお店になります。

というと、帰っていくお客さんも多かった。

 

なんか悔しくて、日本茶だって美味しいと

知って欲しくて、日々、茶を厳選しながら

美味しいお茶を追求した。

 

そのうちお茶ファンが集まり

地元の雑誌に載ったり、新聞に載ったり

それなりにお店は繁盛した。

 

今思えば、日本茶のおいしさをみんなに知って貰うことより

すでにお茶が好きな人に、知って貰うこと

それだけでよかったのだ。

 

もちろん新しくお茶のおいしさに気づいてくれるような体験を

提供できればそれはそれでとてもうれしい。

 

でも大切なのは、求めてる人に求めてるものを提供すること。

 

若かりし頃の僕は少しとがっていた。

自分の伝えたい想いを

自分の語りたい物語を

語りたくて必死だった。

 

今は自分の茶屋は友人に預け、運営して貰いながら

僕は都内のゲストハウスで働いている。

 

ありがたいことに勤め先のゲストハウスにもカフェが併設されていて

僕がカフェ好きというのもありカフェの担当を任される日も多い。

 

僕は根っからのカフェ好きだと思う。

同時に僕は照明ヲタクだ。

都内と様々なカフェを周って

自分好みのカフェで、お茶をしながら大好きな照明を眺める。

どこを照らし、どこに影が落ちていて、そこにどんな意図があるのか。

そんなことを考えながら空間に浸る。

至福の時だ。

 

でも、そんな至福の時より自分が幸せに感じる時が

自分がカフェに立ち、お客さんに飲み物を提供するときだと

最近つくづく思う。

 

今となっては正直それが茶だろうがコーヒーだろうが

お客さんが求めている物であれば

なんでもいい。

 

コーヒーは飲めないけど、

僕はカフェが大好きだ。

 

お客さんにコーヒーを淹れて

ごゆっくりどうぞ。と渡す瞬間。

コーヒーが飲めない僕でも

幸せな気持ちになる。

 

それが美味しいのかどうか

僕にはわからないけど

幸せな気持ちになる。

 

 

 

 

 

 

朝昼晩タコスを食べた月曜日の休日。

どうも、タコス大好き、しげです。

 

ぶっちゃけタコス熱は昔ほどではなく

最近はどっちかというとピザがすき。(←おい)

 

そんな僕ですが今日は

昼、夕方、夜と

タコスを3回も食べました。

 

というのも今日は福岡から

映像系ブロガーの友人が遊びに来てくれて

彼が今タコスに夢中だということで

それは是非、東京のおいしいタコスを食べに行こうじゃないか!

ということで今日向かったのが東京駅。

 

そうです、東京駅と言えば

すぐピンと来る方も居るでしょう

北出タコス。

 

僕のタコス人生の始まりは馬喰町にある

北出食堂で食べた〆サバのタコスでした。

 

今日は月曜日ということで北出食堂はお休みなので

東京駅にある別店舗、北出タコスに行ってきました。

 

行ったことが無い人は是非行ってみてください。

オヌヌメです。

安定の北出さん、東京で食べるタコスの中では一番おいしい気がする。

タコスのおいしさを左右するのは生地。

北出タコスでは北海道産のトウモロコシを

自社で加工して生地を作るこだわりっぷり。

しっとりもちもちの生地が特徴です。

 

ただ、前も思ったけど本店で食べた生地となんか違う。。

お店の人に聞くと本店と北出タコスでは生地の厚みが違うらしいです。

なるほど!店舗によって生地の厚みも変えているとは

さすがの北出さん。

友人も大満足でお店を出て、

向かったのはマイホーム。

 

創作意欲の塊おじさんたちは

スーパーで買い出しを済ませ

さっそくビール片手に今日の復習です。

 

生地のもちもち感を出すために

ちょっと高級な小麦粉を買って

トウモロコシの粉も買って

オイルでしっとり練り上げた生地を

丁寧に焼きました。

 

具材はもちろん〆サバ。

玉ねぎとトマトのサルサにごま油を少々、

ライムもしっかり絞る。

カッテージチーズとワサビもトッピング。

 

やっぱりおいしーーーー。

 

東京のタコスと言えば

僕はやっぱりこの味。

 

友人もご満悦。日本酒が進みます。

ありがとう北出タコス。

ありがとうメキシコの人たち。

 

ということで、大成功に終わったタコス会。

 

せっかくなのでブログのこともいろいろと教わって

有意義な時間を過ごせました。

 

友人は明日は福岡へ帰るそうです。

 

夜は嫁が帰宅して

晩御飯も残った具材でタコス。

 

朝昼晩とタコス三昧な一日でした。

 

Chao~

 

 

 

 

 

発酵調味料の国、にほん

どうも、発酵大好き、しげです。

 

みなさん発酵はお好きですか~。

発酵好きな人はだいたい何かしらのヲタク気質といいますか

なんといいますか、変態な人が多い気がします。

 

一昨日行った蔵前のデリ、エラボさんで出会った森本さん。

発酵食品の本を出すほどの発酵マニア。

 

僕は昔から発酵が大好きで、様々な発酵オタクの人たちと出会ってきました。

森本さんも非常におもしろい方でした。

 

おいしい発酵ごはんが食べられるエラボはブッダボウルがたぶん人気で、

人気なのかな、わかんないけど

たぶんブッダボウルを推していて、簡単に説明すると

玄米、大豆ファラフェル、お野菜の副菜を一皿に盛り付け

好きなドレッシングをかけて食べる。というような感じです。

 

ドレッシングは様々で一昨日の僕は糠マヨネーズと、

納豆醤油でめちゃめちゃ迷って

結局糠マヨにしたんですが、森本さんのご厚意で、

さりげなく納豆醤油も

お皿にのっけてくれました。優しさ。

 

僕はいつも醤油やお味噌、納豆などの

大豆ベースの食べ物が好きで

よく食べるんですが

 

正直この納豆醤油は久しぶりにしびれました。

 

驚きとはまさにこのこと。

僕は本当においしいものに出会うと

笑ってしまいます。

 

大きなごろっとした大豆が口のなかで溶け

熟成された深いコクとうまみが口いっぱいに広がりました。

納豆を食べた時に時々感じる雑味もありません。

 

おいしさと幸せの陽だまりに包まれるような

きもちよさがありました。

 

僕は日本人だなって、改めて再認識するような

美しいひと時でした。

 

さて今日は、記事のタイトルにもなっている日本と発酵の歴史について

すこしだけ掘り下げてみようと思います。

 

どうしてこんなにも発酵した食べ物を美味しいと感じるのか

むしろおいしいを超越して、自分の体からDNAレベルで感じる

何か喜びのようなものはなんなのか。考えてみました。

 

まず日本料理の基本は

さしすせそ。

 

さは砂糖、しは塩、すは酢、せは醤油、そはお味噌。

 

日本人ならみんながいつも口にするこの味、実は江戸時代になって

初めてその五つが出そろったと言われています。

 

平安時代より前は、また少し違って

酒、塩、酢、醤の四つでした。

 

醤は「ひしお」と言われ、お肉や魚を発酵させて作る(肉醤、魚醤)ししびしお、大豆などの植物性のものを発酵させる穀醤(こくびしお)などがありました。醤油やお味噌の原型です。

 

しかも当時は火を通したり調理してできたものに対して、調味料を好きにかけて食べていたようです。調理の段階で調味料を使うということはほとんど無かったようです

 

それが鎌倉時代禅宗と共に精進料理が日本に入ってきて

お野菜やお肉などをお味噌で煮る料理、今で言うお味噌汁ですね

調味料を使って調理をする、日本料理の原型ができていく訳です。

 

そのあと戦国時代に入り

お味噌を作る過程で底に溜まる液体が

お醤油として使われるようになりました。

 

江戸時代に入る前にはすでに、塩、酢、醤油、味噌

日本料理の基本的な味がほとんで出そろっていたんですね。

いやぁ~おもしろい。

 

逆に言えば江戸時代に入るまでお砂糖は使われてなかったということです。

甘いもの好きな人は信じられないかもしれないけど。

 

江戸時代に入ってやっと東南アジアから輸入されるようになって初めて

江戸の庶民にお砂糖が浸透し、甘くてしょっぱい江戸の味が生まれました。

 

とまぁすごく簡単に日本の調味料の歴史をまとめてみたんですが

やっぱりおもしろいなぁ

僕は歴史はそんなに得意じゃないけど

江戸時代はおもしろいなぁと思います。

 

また別の記事に書きたいんですが

江戸時代には今の日本の文化の基盤になる

様々な文化が生まれていて

今の僕たちが食べている家庭料理の

元になっている味、おふくろの味の源が

江戸時代の味なんですね。

 

日本料理のさしすせそ。

そのほとんどが発酵の技無しには作れないわけですね。

 

そう考えると僕たちが発酵食品に惹かれるのも

必然なんだな~って思うこの頃。

 

発酵調味料の国、にほんということで

少し掘り下げてみました。

 

興味がある方は江戸時代の食文化について書かれた書籍が

沢山あるので、いろいろ調べると面白いかもしれません。

 

それでは、また。

 

 

ホテルと民泊の間みたいな、お客さんと友達の間みたいな、日本と海外の間みたいな。

どうも、しげです~。

みなさん週末は楽しく過ごせましたでしょうか。

 

さてさて昨日の東京は雨。

 

今月から僕が働くゲストハウスの新しい試みで夜勤業務が始まり

さっそく昨日はトップバッターということで夜勤業務をこなしてきました。

ドキドキ。

 

そもそも、そもそもですよ。

ゲストハウスと聞いて、いまいちピンとこないひとも

結構いるんじゃないかと思ってます。

 

ゲストハウスは簡単に言うと宿泊施設なんですが、特徴をあげると

・外国人のお客さんが多い。

・一部屋に二段ベッドがたくさんあるドミトリールームがある。

・キッチン、お風呂、トイレは共用。

・ホテルと違い、お客さんとの距離が近い。

・お客さん同士が交流できる場所がある。

・宿泊代が安い。

 

と、まぁこんな感じです。

 

もともとは海外で生まれた宿泊形態で

安く旅行客が楽しく泊まれて、情報交換もでき

出会いや物語がたくさんあるのがゲストハウス。

 

最近はゲストハウスにカフェやバーが併設してあるところが多く

宿泊しているお客さん以外も利用できるところが多いです。

 

僕は以前、福岡でもゲストハウスで働いてたんですが

今は都内の某ゲストハウスに勤務しています。

 

僕が働く店舗では、地域の八百屋さんやお魚屋さんも巻き込んで

マルシェをやったり。

近所のおじさんが集まってDJイベントをしたり

街の中で多様なコミュニティを築いています。

 

1日に100人程泊まれる大きなゲストハウスで

インバウンド最前線の東東京エリア

コロナが明けてからの勢いはなかなか、衰えず

稼働率はありがたいことに基本的にいつも90%を超えています。

 

僕の職場の面白いところは、カフェも、清掃員も、受付も、夜勤も

それぞれ専属が決まってるわけではなく

一人が全部のポジションをローテーションする

シフトになっているところ。

 

日によってポジションが変わり、

休憩時間はほかの人のポジションを担いながら

ぐるぐる回したり、忙しいときは別のポジションに

サポートに入ることができる。

チーム全体が柔軟に動けるので僕は気に入ってます。

 

店舗にもよるけど、ゲストハウスは

グローバルな環境なので従業員も様々。

 

僕の職場は海外に長く住んでいた人が何人かいたり

スリランカや韓国のハーフの子も居たり

先祖代々東東京の根っからの江戸っ子が居たり

グローバルで多様な組織です。

 

僕自身は高知の田舎で生まれ、ニュージーランドアメリカで学生時代を過ごし

日本を転々とし、地元で起業したあと今の東京暮らしになりました。

 

今更僕みたいな人間が一般の企業に馴染める気がしないので

せっかく頂いたわずかな内定を何社か断って

ベンチャー企業の運営するゲストハウスに決めました。

実際に働いてみてゲストハウスはやっぱり自分の天職だなって思う。

 

業務内容はどういう感じかと言うとまず

朝は10時からスタートで、チェックアウトの確認。

基本セルフチェックアウトなのでお客さん対応は無く

返ってきたルームキーを箱から回収して

全員がきちんとチェックアウトできたか機械を使ってチェック。

 

カードが返ってきてないお部屋があれば

寝坊しているかも知れないので起こしに行きます。

 

先月も、カードの返却が無いときがあって

確認に行くと本来、空いているはずのベッドに

全裸でロン毛の妖精

ではなくおじさんが眠っていました。

 

英語で話しかけても反応が無く

全く起きない。

しばらく大きな声で話しかけると

慌てて飛び起きた全裸の妖精

ではなくおじさんは、布団の中にもぐりこみました。

 

お布団の中から小さな声で

「日本人なんだけどぅっ、、」

と言われ、

「あごめんなさいっ、今日チェックアウトですか?」

と言うと

妖精は布団からのそのそと顔を出し

目を瞑って天を仰ぎながら

小さな声で

「違います。」

とささやいた。

 

気まずさとシュールさにだんだん可笑しくなってきて

内心、少し笑ってしまいました。

 

これでは全裸のおじさんの穏やかな朝の眠りを

ただぶち壊しただけだ。非常に気まずい。

なんかほんと、すみませんでした。

 

結局全裸おじさんの件は、おじさんの寝ていたベッドが

予約していたベッドと違うベッドだったのが要因だったんだけど

このような感じでチェックアウトの確認は

たびたび気まずい時があります。

 

朝のチェックアウトが終わると

そこからは怒涛のベッドメイク業務

 

次に来るお客さんのためにベッドのシーツを取り換えて

きれいにベッドメイク。ベッド1つあたり3分~4分でメイクして

1時間あたり20ベッド程を捌いていく。

お客さんが来るチェックイン時間までに

お部屋を整え、ゴミ出しや洗面の掃除等、かなり時間はタイトだ。

 

僕はいつも早番の時は1時間ほど早めに職場に着いて

その日の宿泊状況を確認したり、滞在しているお客さんと話して

名前や滞在期間を覚えたり、僕の顔を覚えて貰ったりして

忙しい日は早めにベッドメイクに取り掛かる。

 

ベッドメイクが終わると今度はチェックインの準備。

個室のお客さんは案内に少し時間と手間がかかるので

ルームキーを事前に準備したり、説明の用紙を用意したり

事前の準備をきっちりしておく。

 

そうすることでチェックインラッシュを

落ち着いて切り抜けることができる。

 

実家がコンビニを経営しているので

接客業のピークの忙しさには慣れている。

小さなミスが命取りなので

ひとつひとつのタスクを落ち着いてこなす。

 

チェックインのピークが過ぎるとあとは比較的

ゆっくりとした空気の中で

お客さんとも和やかに談笑しながら

チェックイン対応、メールチェックなどの事務業務、

お客さんの問い合わせ等の対応

カフェのサポート等、臨機応変に行う。

 

夜になると残ったチェックインの対応をしたり

明日の準備と、引継ぎをして

定時になると締め作業。

 

これが基本的な業務の流れです。

 

あとはカフェ勤務の日は

一般的なカフェ業務と同じ感じ。

 

とまぁなんとなくゲストハウスのお仕事を知って貰ったところで

もう少しだけゲストハウスの話を。

 

僕はもう既婚なので出会いは求めてないけれど

出会いの機会がなかなか無いという人は

ゲストハウスは絶好の出会いの場なので

学生さんとか、フリーターの人で、良いご縁を探して居る人は

是非ゲストハウスで働いてみることをおススメします。

国内外の様々な人と交流しながら友達もできたりします。

 

あとは語学を学んでいる人。

これでもかって言うくらい

めちゃめちゃ英語が話せる環境なので

とにかくたくさんの英語に触れたいという人にはおすすめです。

仕事中はもちろんですが、仕事終わりもお客さんから

話しかけられることも多く。

ラウンジでお酒の席に誘われることは日常茶飯事。

世界中の生きた情報や、おもしろい話がたくさん聞けます。

 

僕は韓国語を勉強しているので、韓国のお客さんが来ると

韓国語を積極的に使うようにしています。

 

楽しいですよ、ゲストハウス。

 

ただ僕は根が陰キャなので

言葉に詰まって、苦笑いするときもしばしば。笑

でもなんとなく、そういう自分も受け入れつつ

コミュ力は少しずつ改善されているような

気がします。

 

とまぁ今日はゲストハウスについて

少しばかり掘り下げてみました。

 

日本だとあまり馴染みの無い人も多いかもしれないけど

日本に居ながら海外に居るような気分になれる

そんな場所だと思います。

 

機械があれば是非、立ち寄ってみると新し発見が

あるかもしれません~よと。

 

明日はお休みで、福岡から来る親友の映像クリエーターと

東京のタコス最前線というテーマで

タコス食いに行ってきmsss

 

今、東京で一番おもしろいタコス屋さんってどこなんだろう。

 

僕の中ではやっぱりタコスが一番おいしいのは北出食堂。

残念ながら明日は北出食堂さんは定休日なので

東京駅にある北出タコスに行ってきます。

 

ではでは。