kuri-log

30歳、既婚、料理だいすきアルバイター。

仕事終わりの酒と肴と風呂

友人の妹さんが浅草に間借りをして

小料理屋を始めたので

今日はお祝いも兼ねて

仕事終わりに行ってみました。

 

浅草の雷門から歩いてすぐのところにある

まるきちや。

このお店で毎週、月、水、金曜日に間借りでやってるらしい。

 

もともと友人のお母さんはイギリスでも有名な

レストランのスーシェフを務めた料理人。

家事の手伝いでお母さんに鍛えれたのか

いつしか妹さんも立派に料理人に。

妹さんとは初対面だったけど

ふるまわれた料理を食べると

友人の家で食べてるような

そんな気持ちになった。

ほんっとに美味しかった。

 

料理には確実に

お母さんのエネルギーと魂が

受け継がれていていた。

 

今日のメニューは

無限ナス

にんじんしりしり

甘唐辛子とピーマンのおかか炒め

国産きくらげの酢の物

ベーコンとがっこのポテトサラダ

冷たいトマトサラダたっぷり薬味のせ

鶏モモ肉とナスのやみつきネギだれ

アジと野菜の煮込み

生揚げと豚肉みそ炒め

 

全部注文。

 

小鉢でいろいろと食べれて

お酒も、美味しい焼酎が

いろいろとそろっている。

一品一品に気持ちがこもっていて

心が満たされた。

 

歴史をさかのぼると江戸時代中期に始まった外食産業。

初期のころは焼き魚や焼き豆腐、根菜の煮物など

家庭料理を屋台で売り歩いたのが始まりで

一人暮らしや寮生活が多かった江戸の

労働者たちにはとても喜ばれた。

飯を食うと酒が飲みたくなるもので

今度は家庭料理にお酒も出すお店が出現

今でいう居酒屋の始まりでした。

 

へとへとに働いた後は

家庭料理で心と腹を満たし

酒を飲んで語らう。

 

令和になっても、浅草の夜は

きっと江戸時代のそれと

そう変わってないのかもしれない。

 

浅草にお越しの際は是非

ケの日に足を運んでみてください。

 

 

美味しい肴と酒で満たされてあとは

少し歩いたところにある大黒湯に。

スカイツリーを見ながら入れる露天風呂に

露天の水ぶろもあり、昔ながらの空間に

ほっこりと心も体も洗い流されました。

 

いやぁ~

 

ごくらくごくらく。